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『天才!サラリーマンしりもと』刊行記念!<br> 「しりもと」とは何者か? 独占インタビュー

■しりもと■

謎多き漫画家/イラストレーター。
某総合芸術大学を卒業し、現在の道へ。
東京都出身、B型。

10月21日、「天才!サラリーマンしりもと」を発売する漫画家の「しりもと」。その実態はベールに包まれ、謎ばかり。うかがい知るチャンスもない。この度、同書の刊行を記念して、話を聞く機会をいただいた。「しりもと」とは何者なのか――?

――そもそも、「しりもと」ってなんなんですか? 

しりもと(以下、し) 私は芸術大学に通っていたんですが、その中で、定期的な製作発表があったんですね。それで、あるとき、「間に合わん……」ってときがあって、今回はやっつけで描こうと描いて、出来たのがあの白いやつです。しりもとがいっぱいウジャウジャいる一枚絵を描いたんですけど、それが意外と評判が良くて「いつものより、こっちのほうがいい」と言われたほどでした。

一番左のスマホケースのようなものを描いていた
(実際に「サンキューマート」で発売された商品です)

――それにしても、破天荒な漫画です。影響を受けた漫画家さんって、いますか?

し 東海林さだお先生の『ショージ君』シリーズの漫画が好きでしたね。不条理で、線が細くて、背景がシンプル。なのに、女の子がカワイイんです。「サラリーマン漫画」なんですが、会社内の話に留まらず、充実した哀愁ある私生活描写がとても魅力的です。

――『ショージ君』ですか。東海林先生は、オフィスワーカーを題材にいろんな作品を描かれています。

し 東海林先生の作品の中で印象的なエピソードがあったんですが、ある飲食店で、客がサンマを注文する。そして、そのおいしいサンマを醤油をかけて、ベチャベチャにして食べる。すると、作っている店の人は当然、怒るんですが、「俺はこういう食べ方が好きなんだ!」って泣いてしまうんです。

――いわゆる「グルメ」とは真逆ですね。

し 食事を「物」っぽく書く漫画家さんといえば、手塚治虫先生を読んでそうだと感じました。まさに物体、といった感じで、私はそういう無機質な食の描き方が好きです。岡田あーみん先生も、食卓に石のようなオカズが出したりしていて、素晴らしいです。

――しりもとさんは、どんな食事が好きですか?

し 私、子供舌なんです。麺類が特に好きです。

――この『天才!サラリーマンしりもと』にも、ラーメン、うどんなど、麺類が多く出てくるような気がします。

し ラーメンもうどんも大好きです。「加ト吉」の冷凍うどんは、本当に素晴らしいと思っています。あと、スパゲティも好きですね。ナポリタンとか、ミートソースとか、だいたいどこで食べても外れないというか。

焼きそばはウマい!

――他には?

し カレーも好きなんですが、甘いの限定で、辛いのは苦手です。あとは、鳥の唐揚げも好きです。

――唐揚げも、よく『サラリーマンしりもと』の中に出てきました。

し 固い唐揚げよりも、フニャフニャの唐揚げが良いですね。コンビニとかスーパーの、少し時間が経ってなじんだ唐揚げが好きです。

――今回、「サラリーマン」がテーマの本ですが、「お酒の嗜み方」という項目もあります。お酒は?

し これも同じく子供舌で、ビールが苦手なんですよね。炭酸が苦手で。サワー類を飲みます。

――じゃあ、飲み会の「とりあえずビールで乾杯」はキツイですね。飲み会はお嫌いで?

し いえ、好きです。

――それでは、飲みに行きましょうか。サラリーマンの聖地、新橋にでも?

し はい。ぜひぜひ。

2015年10月21日発売 『天才!サラリーマンしりもと』。
けっこう読める立ち読みは、こちらから! そして、新橋に飲みにも行くぞ!

しりもと先生のスケッチ

取材・文 エグザイル花澤